エージェントの仕事内容

 システムエンジニアが転職するときにお世話になるところとして転職エージェントがある。彼らは転職者に的確なアドバイスや指導を行う貴重な存在であるが、彼ら自身はそれを実現するために膨大な仕事を抱えている。

 例えば、転職者に対してエージェントが面談行い、それが終わったら直ぐに転職者に対する様子や希望している雇用条件などの情報を自社のデーターベースへ登録を行っている。エージェント自身が忙しいときは、複数の転職者の面談が休憩時間なく続けられることがあり、食事をとることすら不可能という場合もあるようだ。そんな時でも面談で得た情報を登録しなけばならないのだが、それが深夜になるというケースも発生する。
 さらに、転職者の面談が終わったらすぐに他の転職者と面談練習に関する日程調整のための連絡を入れたり、仕事に関係する情報をメールで送信したり、最近連絡がない転職者に対して連絡をいれる、預かっていた履歴書のチェックを行うといった多種多様な仕事がたくさんあり、エージェント自身も仕事の内容に対して優先順位を設けて重要なものだけ取り組んでいる人が多い。
 そのような忙しい毎日に負けず、転職者のことを考え仕事に励む彼らはとてもかっこいい存在だろう。

 だが、中には業務怠慢とみられる人がいる。エージェントの選び方は慎重に行ったほうが良い。もし万が一そうした人にあたってしまったら、躊躇せずにエージェントの交代を申し入れて、信頼できるエージェントを探し出すようにすることが大切だ。
 また、自分とは合わないと感じた場合でも、交代を申し入れた方がスムーズに転職活動が進むだろう。